『豚肉でクリティカルシンキング』
こんにちは。
板橋・自然派ワインとフレンチ「BIstroむじか」です。
最近「クリティカルシンキング=批判的思考』
と言う言葉をよく聞きます。
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物事や情報を多角的に検討し
論理的な結論を導き出す思考法
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らしいです。
要は物事を斜め45度からみる
捻くれ思考法と言うことですか?
素直じゃない私は得意中の得意です。
ちなみにこの「批判」と言う言葉
なんかネガティブなイメージありますが
正しくはよ〜〜く調べて
「良い点・悪い点を判断しましょ」と言う意味。
カントの
・純粋理性「批判」
・実践理性「批判」
・判断力「批判」
はそういう意味だったんですね。
さて、ということで先日
クリティカルシンキングに挑戦してみました。
お題は
「豚肉の生食はダメよ」は本当か?
今、生食できる肉って限られてます。
そこで一般的には生食はダメ!
と言われている豚肉は生で食べたら美味しいんじゃないか?
あえてアホらしい題材に取り組んでみました。
その結果は驚きの!?
では検証に入ります。
豚肉が生で食べられない理由は
食中毒や寄生虫の感染です。
でも、もしかしたら
気合でなんとかなるんじゃないか?
気合が足りないから食中毒になるのでは?
寄生虫に寄り添うことで
ペットとして飼い慣らすことができるのでは?
と思って調べみました。
しかし。。。
どこにもれが正しいと裏付ける話はありませんでした。
「X」や「threads」でさえも。
やはりそうか。。。
そりゃそうだ。
調べておきながらなんですが
もし「実は豚肉って生食できるんだよ!」
と言う情報があったら
「コイツ何言ってんだ?」
と思うと思います。
でも、ここで辞めたら面白くない。
なので「百聞は一見にしかず!」
という思いで試食をしてみようとしましたがやめました。
だって、以前生焼けの豚肉食べたことあるんですが
ぜ〜〜〜〜んぜん美味しくない。
火が入っている方が美味しい。
でも入りすぎると美味しくない。
ちょっとピンク色くらいの焼き上がりがベスト。
と、
言う事でこの動画に刺激を受け
先日200gの豚肉を
90〜10分かけて焼きました。
↓ ↓ ↓
(動画は牛肉を焼いてます)
焼き上がった豚肉はすごく美味しい。
中はほんのりピンク色。
この状態だと「これ焼けてますか?」
って聞かれることがありますが大丈夫です。
他のお店のことは分かりませんが
[Bistroむじか]では安心してピンクの豚肉を食べてくださいね。
今は豚肉ないけどね。
と言うことで私の結論。
「肉はイ〜感じで焼いて食べるのが好き!」
生は味がわかりにくいかな。
と言う感じです。
この裏側には蛋白質の変性や
旨味の引き出される温度の仕組みなど
ちゃんとした理由があります。
ところで。。。
このお題に対してクリティカルシンキングって
必要だったんですかね???
でも・・・
思考実験はいつでも必要ですね。
常識に囚われるってつまらないですからね。
どうでもいい事やくだらない事を
掘り下げるのって贅沢で楽しい時間ですよね。
タダですし。
ではまた!
お読みいただきありがとうございました!