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『料理と時限爆弾の不思議な関係』

先日、ある「映画」を観ました。

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ギルバート・グレイプ
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ご存知ですか?
1994年の映画。ジョニー・デップ、若きディカプリオの名演。
当時20歳の私は、この映画とともに時代の空気を吸っていました。
切なくて、優しくて、美しい映画。
 
大体25年ぶりに観たのですが
久しぶりに観ると、あの頃の自分を思い出します。
記憶を呼び起こす「何か」って素敵ですね。

 
最近、案内している「アスパラソバージュ」が
お客さんにとってそんな一皿になったら嬉しいですね。


毎年この時期になると
「あ〜これを食べたのはBistroむじかで
あの時はこんな事があったな〜」みたいな。

そんな記憶の片隅に時限爆弾を仕込みむかのような
体験を楽しめる場でありたいと思います。


私は50歳になりますが歳を重ねると
新しい体験などに驚きを感じにくくなったりします。


古い体験が邪魔をしますからね。
「〇〇っぽい。」みたいな。

 
でも「食」ってその古い体験を
比較的簡単に乗り越える力を持っていると思います。

 
ちなみに五感の中で最も記憶を呼び起こす感覚機能は「嗅覚」だそうですが
料理(食事)は五感すべてを使って楽しむ体験。
 

こんなに豊かな体験は他に知りません。
 

だからこそ”記憶に残る”のかもしれませんね。

 
「そんな体験をしてみたいな〜」という方。 
ちょっと足を運んでみませんか?


ご予約お待ちしております。